2012年12月6日木曜日

OCEB講座 第18回 Why BPM? 1 官僚主義

彫刻の森 秋
先日、紅葉を見に箱根まで行って来ました。
もともと家を出た時点では丹沢の大山へ行くつもりで、山麓の伊勢原駅まで行ったのですが、大山へ向かうバス待ちの列があまりに長く、また全く進まないのに嫌気を来たし、箱根湯本まで転進しました。
そして、登山列車(箱根湯本ー強羅間)に乗り換えようとしたのですが、ここもすごい長蛇の列で、あきらめて家に帰ろうかと思ったのですが、ぐっとこらえ30分ほど待っていると一挙に列が進みあっけなく登山列車に乗ることが出来ました。

<Why BPM? 1 >

本日はなぜBPMをやるのか?と言う点を議論したいと思います。
というのも、BPMを従来のワークフロー・マネジメントと同じもの、あるいはその延長線上のものと思いこんでいたり、あるいは実際にBPMNでモデリングを行なっていても、間違った思い込みのもとに運用を行なう例が筆者のまわりでもかなり見受けられるからです。

官僚主義

現代の日本の大組織を官僚主義の大波が襲っていることは明らかでしょう。
官僚主義の典型的な症候である規則や手続きの万能主義、日常的な仕事量の増大傾向(仕事があるから人が増えるのではなく、人がいるから仕事が増える等)、責任の所在の不明確化、事なかれ主義、前例主義、セクショナリズム・・・等々、揚げ始めたらキリがありません。
大組織に所属していながら気づかない人は、一度、箱根で静養した方が良いかもしれません、と言いたいところですが、 残念なことに、と言うべきか驚くべきことにと言うべきか、多くの人々に取っては、官僚主義はすでに空気のような存在になってしまっています。


続く




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