九份 夜景 |
発見はいたって簡単なレベル、「お子様ランチ」のレベルどころか、「おめざ」程度、すなわち朝飯前の段階です。
では、フォルクスワーゲン社の品質管理レベルが相当に低かったのだろうか?
それも極めて考えにくいことです。
というのも、この程度のバグが見逃されるというレベルは、ほとんど実用のレベルに達していないと言えますが、この不正以外に特段の品質問題は起こしてないのだから、むしろバグだとみなされていなかった、すなわち、組織として意図的にこのコードを埋め込んでいたと推察されます。
傍証としては、
- この不正が何年にも渡って行われていて、相当の台数にコードが埋め込まれていたこと。バグとして認識していたら、こんなことはあり得ないでしょう。
組織として、この不正コードを意図的に埋め込んでいたと推察されます。
- 外部の関連会社がフォルクスワーゲン社に対し、過去にこの不正コードに関し警告を発していた、というニュースは、この不正にマネジメントの関与を強く疑わせます。というのも、マネジメントが、社内調査させれば、至って簡単に発見されるレベルだからです。
などが、あげられます。
次回に続く、
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